講演報告

3月15日(木)埼玉県入間市 宮寺公民館にて宮寺・二本木地域包括支援センター主催による 介護予防講座5回シリーズの最終回『健口で肺炎予防』 ~目指せ「食いしん坊!」~

講演をしてきました!





昨年11月からスタートした5回シリーズの介護予防講座も今回が最終回。 第1回目は、参加者ご自身にカラダの『元気度』を認識して頂くことを目的に『おたっしゃ健診』

※1を行い、その後、筋トレ、認知症予防、腰痛・膝痛予防について回を進めて参りました。


※1『おたっしゃ健診』:18の質問項目と3種類の体力測定により、要介護原因でもある 虚弱・転倒・尿失禁・低栄養・軽度認知症(MCI)の危険性を測る健診。


最終回は、日本人の死亡原因第3位の『肺炎』の予防法についてです。 長年にわたり死亡原因は、第1位が悪性新生物(ガン)、第2位 心疾患、第3位は脳血管疾患でしたが、2011年以降、第3位の脳血管疾患が肺炎に変わりました。


『誤嚥性肺炎』…はご存知ですか? 飲み込む力の衰え等によって食べ物が誤って気管に入り込んでしまい肺炎を引きおこしてしまいます。

シニア世代がかかる肺炎の7割以上がこの誤嚥性肺炎といわれております。

理由の一つに高齢化が挙げられますが、以外と知られていないシニア世代のお口の機能低下が密接に関係しております。


皆さん、鏡を前にしてご自分の喉元の変化に気づいていますでしょうか?


なんと

目に見える老化現象の一つに『のど仏』の位置が加齢とともに低下します… これが誤嚥性肺炎の発症に非常に関係しております。

さて、以下の項目に該当する方は要注意です!

 最近、食事中によくむせるようになった  食後、ガラガラ声になることがある  薬やサプリメントなど大きな錠剤で咳き込むことがある  痰が絡むようになった  以前より食事に時間がかかるようになった


上の項目に該当した方でも心配しないで下さい!

飲み込む力の代表的なトレーニング方法をご紹介します。

『シャキア・トレーニング』 アメリカのシャキア医師が考案されたトレーニング。 飲み込みに関係する喉頭挙上筋群が効率よくトレーニングできます。









両肩をつけた状態からゆっくり頭だけ上げてつま先を見ます。 できるだけ頭を高く上げたら30秒~1分間そのまま静止し、ゆっくりと頭を下ろします。 ※頚椎症など首に疾患がある人や高血圧症の方は行わないで下さい。

5~10回を2~3セット行います。

誤嚥性肺炎の予防は、いかにして飲み込む力を低下させないようトレーニングすることがとても大切です。 それが、健康寿命の延伸にもつながるからです。